❚ ザ・ロープ中級講座 講師と受講会員の作品 |
46-31
ルビーⅡ
建造年/年代: | 1810年 |
国籍/建造地: | イギリス |
縮尺: | 1/48 |
キット/自作: | 自作 |
製作者: | 瓜生法男 |
製作期間: | 24ヶ月 |
当会副会長であった故・竹内 久氏が、キット製作を2~3隻経験した人が次のステップとして、スクラッチ・ビルドに取り組めるように設計したもの。実在した船ではないが、19世紀初頭の英海軍の3ポンド砲8門搭載 トップスル・スクーナーを想定している。当時はこのような多数の小型艦が英本国や植民地で哨戒、沿岸警備、文書急送、密輸取締りなど種々雑多な役務に就いていた。
この模型はザ・ロープ中級講座用として作成され、受講生にフレーム作成や船尾加工の工程を理解していただくために使用した。この中級講座を通し正しい図面/情報さえあれば船体を自由に組み上げられることに重点を置いています。関連模型として透明箱のフレーム、船尾骨組み模型も併せて展示しました。小さい模型だが艤装・リギングがしっかりしており、作る楽しみを与えてくれます。
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ルビーⅡ
建造年/年代: | 1810年 |
国籍/建造地: | イギリス |
縮尺: | 1/48 |
キット/自作: | 自作 |
製作者: | 坪井浩一 |
製作期間: | 24ヶ月 |
竹内氏の作図に魅力を感じた。スクラッチ・ビルドの製作に向き合ってみたかった。砲熕(編者注:ほうこう..大砲のこと)、錨、ウィンドラス、艦尾装飾など、すべて材料から創り出す初めての体験には苦心したが、後に残る満足感は大きい。
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ルビーⅡ
建造年/年代: | 1810年 |
国籍/建造地: | イギリス |
縮尺: | 1/48 |
キット/自作: | 自作 |
製作者: | 福島 一 |
製作期間: | 24ヶ月 |
ブロック(滑車)以外を全て自作したのは初めての経験。引っ越しや病気で時間は掛ったが、製作の面白さはキットの比ではない。特に治具の製作に目覚めた気がする。分りやすいテキストと親切な講習で製作指導をしてくれた瓜生さんと堀岡さんに感謝です。
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ルビーⅡ
建造年/年代: | 1810年 |
国籍/建造地: | イギリス |
縮尺: | 1/48 |
キット/自作: | 自作 |
製作者: | 渡辺 愃二 |
製作期間: | 24ヶ月 |
今まではキットに手を加える製作であったのが、最初から船体構造の理解など戸惑いの連続で、また終盤に於いては新型コロナで集まっての講座開催もできずZoomでの開催。「帆船模型製作技法」「RIGGING PERIOD FORE-AND-AFT CRAFT」等の書籍に頼り、何とか完成した。船尾にはオーブン粘土を使用した獅子のフィギュアを取り付けました。
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ルビーⅡ
建造年/年代: | 1810年 |
国籍/建造地: | イギリス |
縮尺: | 1/48 |
キット/自作: | 自作 |
製作者: | 中村 渡 |
製作期間: | 24ヶ月 |
スクラッチ・ビルド初の作品となった。図面からのフレームの作成、角棒からマストの作成、銅板貼り、大砲の作成・・・何度も失敗しては作り変え、完成まで1年4ヵ月を要したが勉強になる作品となった。
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ルビーⅡ
建造年/年代: | 1810年 |
国籍/建造地: | イギリス |
縮尺: | 1/48 |
キット/自作: | 自作 |
製作者: | 中馬正敏 |
製作期間: | 24ヶ月 |
スクラッチ・ビルドは初めての経験ということで若干不安もあったが講師の方々の丁寧なご指導で何とか完成することができた。キットとは大違いで大変いい勉強になりました。講師の方々に感謝です。
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ルビーⅡ
建造年/年代: | 1810年 |
国籍/建造地: | イギリス |
縮尺: | 1/48 |
キット/自作: | 自作 |
製作者: | 近藤敏夫 |
製作期間: | 24ヶ月 |
帆船の魅力はなんといっても海、海の男はホーンブロワーだろう。約40年前シンガポール勤務になり、当時の上司の勧めで初めて海洋冒険小説を読んで夢中になった。マストに上るのが怖い海軍士官候補生ホーンブロワーが数々の「血沸き肉躍る」冒険を経験して、最後には海軍提督まで昇り詰める。
模型に対する興味は若いころから持っていた。有楽町・交通会館で毎年催される帆船模型展、たまたまこの年、ザ・ロープは日経新聞に模型展示会の案内を載せていた。当方には帆船模型を習うだけの十二分の時間があった。
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ルビーⅡ
建造年/年代: | 1810年 |
国籍/建造地: | イギリス |
縮尺: | 1/48 |
キット/自作: | 自作 |
製作者: | 作田英二郎 |
製作期間: | 24ヶ月 |
中級講座の課題として、初めてスクラッチ・ビルドに挑戦して製作した。大型電動工具を所持していないため、外部施設の時間貸しレーザー加工機(木版の切り出し)と3Dプリンター(大砲、錨、エンブレム等の製作)を利用した。今回の講座は講習内容だけでなく諸先輩の優れた技法を学ぶことができ、非常に有意義であった。なお、ネームプレートの船名は孫の名前に変更し、船尾エンブレムのリボン部分にも微小文字で船名を刻印した。
❚ ザ・ロープ帆船模型教室 修了会員の作品 |
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航海中のチャールズ・ヨット
建造年/年代: | 1670年代 |
国籍/建造地: | イギリス |
縮尺: | 1/64 |
キット/自作: | Woody Joe |
製作者: | 大城 正孝 |
製作期間: | 10ヶ月 |
帆船模型教室で作ったチャールズ・ヨットは、箱庭の中で5度傾けて帆走するジオラマに改造し、海は油絵具で色付けしたり、脱脂綿で波しぶきを作るなど、波を切って帆走する躍動感のある洋上模型を目指した。
ジオラマ(洋上模型)づくりは初心者であり、波の造形をどのように作るのかYouTubeなどの製作事例を調査して製作に取り組んだ。特に、箱庭は外枠額縁としたり、帆船模型は箱庭の基礎台に固定して周囲に発泡スチロール、アルミホイル、セラミックスタッコなどで波の下地作りするなど、初めてのことばかりで試行錯誤の連続だったが、ジオラマ自体は1カ月ほどで完成できた。
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チャールズ・ヨット
建造年/年代: | 1670年代 |
国籍/建造地: | イギリス |
縮尺: | 1/64 |
キット/自作: | WoodyJOE |
製作者: | 市野瀬 信夫 |
製作期間: | 10ヶ月 |
2019年の模型教室で製作したものですが、昨年展示会が中止となり今年出展するものです。帆船模型作りは長年の夢で、夜に酒など飲みながらやろうと思っていました。ところが、いざ始めると、素面で全力で立ち向かわねばならないと分かりました。特に外板貼りは板の曲げ方が複雑で大変苦労しました。各ステップ毎に失敗と反省点が山積みです。教室では多くの知識とテクニックを教えてもらいました。とにかく、製作時の飲酒は厳禁ですね。