② 15世紀 ③ スペイン
④ 1/45 ⑤ ウッディジョー
⑥ 屋舗 一樹 Kazuki Yashiki
コロンブスが乗船、大西洋横断中に使われた船のひとつ、3隻のうちの最大のもの、スペインで建造されたキャラック船の一種でナオ船とよばれる。1472年 12月24日にイスパニョーラ島で座礁して解体された。製作するにあたり木部の色調を合わせることに苦労した。また、プラスティック部品を木製に見えるよ う試みました。
② 1577 ③ イギリス
④ 1/50 ⑤ウッディジョー
⑥ 清水 謙一 Kenichi Shimizu
イギリスのキャプテン、ドレイクの旗艦で当初はペリカンという名前であったが後にエリザベスⅠ世の紋章にちなんで「ゴールデンハインド」と改名。1577 年から1580年にかけて世界一周を果たした。本模型は1973年に建造されたレプリカ(復元船)をメーカーが製品化したもの。船体周りの黄色と赤色の塗り分け、船尾の絵には時間をかけたが完成してみるとまずまずかなと思っている。
② 1577 ③ イギリス
④ 1/50 ⑤ ウッディジョー
⑥ 松永 望 Nozomu Matsunaga
キャプテン・ドレイクが世界一周をしたガレオン船でロンドンのテームズ川河畔に係留中の復元船を参考に、船尾窓などに手を加えた。
② 1636 ③ フランス
④ 1/100 ⑤ コーレル
⑥ 田中 嘉明 Yoshiaki Tanaka
1636年、ブルボン王朝期にフランスの国威にかけて建造された。「王冠」という名の美しさと力強さを兼ね備えた二層ガレオン型の戦列艦。イギリスに対抗してオランダより技師を招いてまで建造された当時としては最大級の主力艦で、フランス造船技術の向上にも大きく貢献した。キット制作だが、大型ガレオン型戦艦の力強さと船体曲線の美しさを両方兼ね備えた作品表現に苦労した。色彩表現にも苦労したが、ブルワーク部の赤以外はナチュラルワトコオイルやステインを用いて極力木素材の色調、質感を活かすことに心掛けた。
② 1675 ③ ブランデンベルグ
④1/40 ⑤ コーレル
⑥ 和田 元夫 Motoo Wada
グランデンベルグ王国海軍の乗員約100名の駆逐艦。北欧・地中海・西インド・アメリカ海域・西アフリカ等で活躍。キットの材料はキット/フレームの一部 と外板以外は別途調達のウォールナットで統一した。船首・船尾・懷楼のウオールナット材の小半径の曲がり等に苦労。
② 1749 ③ イギリス
④ 1/47 ⑤ マンチュア
⑥ 谷亀 隆興 Takaoki Yagame
王女キャロラインの名を冠した華麗なイギリスのロイヤル・ヨット。王族や貴族の優雅なレジャーに使われたり、王室外交の舞台になったりした。過去に製作したキットをリメークしたもの。
② 18世紀 ③ イギリス
④ 1/48 ⑤ 自作
⑥ 塩谷 敏夫 Toshio Shioya
イギリス海軍が沿岸の哨戒、連絡及び偵察などに使ったカッターで当時数多く同型カッターが建造された。この船は更に2本マストに改造された船で、故・白井氏よりいただいた図面を参考に製作した。
② 1750 ③ フランス
④ 1/50 ⑤ 自作
⑥ 赤道 達也 Tatsuya Akamichi
18世紀中頃マルセイユの造船所で建造。19世紀初頭まで交易船として使われ、私掠船に対する自衛策として18門の大砲を搭載。船体はケベック型。キットの木材や滑車などの材料が悪く自分で調達した。
② 18世紀 ③ スペイン
④ 1/60 ⑤ オークレ
⑥ 中川 宏人 Hirondo Nakagawa
ケベック型帆船は元々16~19世紀に海賊船や、商船等に多く利用された。スペイン、カルタヘナ造船所で建造され、スペイン海軍で活躍。大砲の台車等木製で作り直し、リギングは不明部分を自分なりの形に仕上げた。
② 1759 ③ イギリス
④ 1/64 ⑤ ジョティカ
⑥ 肴倉 忠 Tadashi Sakanakura
サプライは輸送任務を目的に設計され、1759年にラザーハイズで建造進水した。168トンの小回りのきくブリッグとしてイギリス艦隊で活躍。軍需物資輸送船として1807年まで使用され、10ドル札にも載った。
② 1775 ③ フランス
④ 1/75 ⑤ コーレル
⑥ 高成田 潔 Kiyoshi Takanarita
F.チャップマン設計のフランス海軍フリゲート艦。一度完成させたものに帆を取り付けた。帆の取り付けにはヤード、リギングなど、大部分をやり直すこととなり、苦労した。
② 1776 ③ イギリス
④ 1/64 ⑤ ビクトリーモデルズ
⑥ 田中 武敏 Taketoshi Tanaka
英国スワンクラス6等艦で同型艦25隻の1隻。主に護衛。公文書送達の役割を担った様だがフランスに拿捕された。1802年ニュウファウンドランド沖で沈没。総重量300トン、乗組員125名、大砲14門(後に16門)旋回砲16門を装備。現図面が現存している。キット製作の一番面白い点は、歴史を踏まえて図面を丹念に調べてどの部分をグレードアップするか、如何に作者のオリジナル性をいれるかにある。今回は船体の銅板張り、舵輪、大砲、リギング等多くのグレードアップを行い全体的にオーセンティックをベースにスマートで落ち着いた艦の風貌を出すことに努めた。
② 1875 ③ フランス
④ 1/64 ⑤ 自作
⑥ 木村 護 Mamoru Kimura
1875年に建造された40mを超える最大級のヨットであり、14ノットの快速は注目されていた。
② 1780 ③ アメリカ
④ 1/64 ⑤ マモリ
⑥ 高橋 宏 Hiroshi Takahashi
私掠船として米国(マサチュウセッツ州)で造船された。私拿捕船として活動したが、英国艦船に拿捕され英国へ移送された。主体はキットを使用したが、詳部部品などはモデルシップウェイズの図面を参考に自作した。
② 1779 ③ イギリス
④ 1/72 ⑤ 自作
⑥ 満原 俊博 Toshihiro Mitsuhara
英国で1779年に建造された24門のフリゲート艦である。反乱者に乗っ取られたバウンティー号を捕獲に向かった船として有名である。外板はツゲを甲板はモチノキを自分で製材して用いた。帆が風をはらんでいる状態を表現するのに苦労した。
② 2000 ③ フランス
④ 1/40 ⑤ ビリングボード
⑥ 染谷 文男 Fumio Someya
20世紀の初めフランスの冒険家が南極大陸のケルゲレン諸島探検に使用したスクナー。セールを収束した状態で表現した。
② 1682 ③ フランス
④ 1/80 ⑤ アマティ
⑥ 石川 美雅 Yoshimasa Ishikawa
米国東海岸エセックスで進水したスクーナー漁船。当時は冷凍設備がなくて新鮮な魚を早く持ち帰るため、スピードがもとめられてスクーナー型が建造された。
② 1817 ③ イギリス
④ 1/64 ⑤ マモリ
⑥ 星野 元典 Motonori Hoshino
1831年12月~1836年10月まで南米沿岸と南太平洋の島々の調査で有名な帆船。「航海記」によれば1835年2月20日、11時30分にチリ沿岸の大地震が記録されている。
② 1969 ③ 日本
④ 1/160 ⑤ ウッディジョー
⑥ 斉藤 忠吉 Chuukichi Saito
初代海王丸は1936年(昭和5年)に進水、戦時中は軍用に徴用された。新海王丸は昭和44年に交代した。2800トン4本マストのバーク船。
② 1930 ③ 日本
④ 1/160 ⑤ ウッディジョー
⑥ 松下 利夫 Toshio Matsusita
大型練習帆船として、第二次世界大戦勃発まで広く七洋を走破し、我が国海運の発展に大きく寄与した。
② 1864 ③ アメリカ
④ 1/50 ⑤ コーレル
⑥ 福島 一 Hajime Fukushima
ノーフォーク海軍工廠で建造したカッター。南北戦争では大西洋等を高速輸送船として軍需物資や食料品の運搬に、また大型船の補助船として活躍した。元は交易船。
② 1864 ③ アメリカ
④ 1/50 ⑤ コーレル
⑥ 大村 孝昭 Takaaki Omura
シェナンドーはアメリカの南北戦争当時の交易、物資補給、船隊への連絡、支援用等の多目的に使用されたカッターである。この船の特徴は船首が細く流線型をしており、高速で荒天時の操帆性が良かったが、殆ど貨物室に使用され居住室間は狭かった。船腹の排水口が小さく、また数が多いので排水口を作るのが大変であった。ハッチ、天窓等の上部構造物は開閉できるように手を加えた。