年代: 18世紀 船籍: イギリス
縮尺: 1/75 ユーロモデル
製作者: 瓜生 法男
製作期間: 2年
イギリス東インド会社の商船。商船でも私掠船や海賊から身を守るため38門の大砲を搭載する。また海軍の4等級の戦列艦に相当する大きさの船体を持つ。船首像と船尾飾りの一部を除き、キットの金属部品は使用せず、すべて自作した。ヘッドレールや船尾ギャラリーにはかなりの時間を費やしたが、仕上がりには満足している。
年代: 1711 船籍: イギリス
縮尺: 1/50 スクラッチビルト
製作者: 泉 邦幸 KUniyuki Izumi
製作期間: 1年
英国海軍の初期のスループ艦。英海軍の公式図面を基に、ほぼ同型であるコーレル社のレゾリューションをベースにして改造した。船首像は図面とは異なるが、私の好きなライオン像、宮島氏が彫られたライオン像の複製を取り付けた。帆の製作は難しく思い通りにならなかった。
年代: 1765 船籍: デンマーク
縮尺: 1/75 ビリングボート
製作者: 金丸信次郎 Shinjiro Kanamaru
製作期間: 3年
デンマーク海軍の戦列艦は珍しい。これも30年前のキットで、とてもそのままでは作る気がせず、作図して作った。このためキットはフレーム数枚と大砲の先端部分26門、それに装飾部品の一部しか使っていない。板材は自分で製材、ロープ類は自分で撚ったものを使用。今回は船体模型であるが、今後マストまで完成させる予定。
年代: 1874(1988改修後) 船籍:日本
縮尺: 1/96 スクラッチビルト
製作者: 赤道 達也 Tatsuya Akamichi
製作期間: 2年
明治9年、明治天皇が東北・北海道からの帰途にご乗艦。7月20日横浜に到着した日が海の記念日になる。越中島の海洋大学に明治31年の姿に改修し保存している。模型はその姿をの再現に同大学で資料を探し、写真を撮り、実測。船体外板の段差の表現、ロープの取り付けなど苦労の連続であった。
1571 ベネチア
1/100 スクラッチビルト
笹野 晃 Akira Sasano
1年
1571年のオスマン帝国とキリスト教国連合艦隊が地中海の覇権をかけて戦ったレパントの海戦で後者の主力となったベネチアのガレー船の一隻。当時の信頼できる資料は殆ど残っていないが、船体構造や兵器、錨の配置などは詳しく調べ、またこの道の権威と思われるオハイオ州立大学某教授にも指導を仰ぎ、納得のいく形に作った。
1577 イギリス
1/50 ウッディジョー
志村健次 Kenji Shimura
3年6ヶ月
フランシス・ドレイクがエリザベス女王の命令により、スペインの植民地を掠奪しながら世界一周を成し遂げた際に使用したガレオン船。窓枠のエッチング加工のほか、金属部品や船尾のエンブレムなどを自作した。
1577 イギリス
1/53 マモリ
上野 格 1年4ヶ月
同上、キャプテン・ドレイクのガレオン船。ガレオン船とは、3~5本のマストに横帆と縦帆を持ち、船首楼と、非常に高い船尾楼を持つ船のことで、16世紀から17世紀初期にかけての大航海時代に使われた。伊東屋帆船教室で製作した帆船模型のデビュー作。
1609 オランダ
1/50 コーレル
武田竜一郎 5年
英国の探検家、ヘンリー・ハドソンがオランダ東インド会社の依頼で、ヨーロッパから西回りでインドに行く航路探検を行った際のガレオン船。まずは新大陸に行き当たり、ハドソン湾とハドソン河を発見した。「初心者向き」で取り組んだものの週末のみの作業、暑い夏は進まず、でも丁寧に作らねば・・・いつしか5年の月日が流れた。
10世紀 スクラッチビルト
スカンジナビア
村石忠一 3ヶ月
バイキング世界の生活史6号のピェール・ジュベールのイラスト画を基に製作したレリーフ。イラスト画は夏の荒れた北海に氷河の山が逆光で描かれている。このレリーフは色付けを前提にして彫り始めたが大先輩から木地仕上げともう少し深く彫った方がとのアドバイスを受け、木地仕上げにしたが、深彫りは出来なかった。