第3章 活動領域の拡大期(1995-2004)

1975-1984

1985-1994

1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004

2005-2014

2015-2024

ザ・ロープの会員数は23年目の1998年に100名を超えます。展示会の出品作品数も拡大を続け、2000年の25回展には「出品数80点 (会員49点,一般31点)。入場者8449名。この調子で行くと展示会が狭くなり見学者来訪者に迷惑が掛かるので、役員会で討議中」との記録も残っています。2004年には国内の同好会の連合体としてJSMCCが組織されたほか、船の科学館『羊蹄丸』に常設展示場と工作室『夢工房』がオープンしました。

 


 

1995 平成7

20th

1/15-1/30

第20回ザ・ロープ帆船模型展1995

 出品数69点。会員数87名。

出品数は会員53点、会員外16点の合計69点という賑わいで、大作·力作が目立ち、この日のために頑張った会員の熱意が偲ばれた。また出品リストも、帆船の時代別解説を最初に纏めると共に、各作品の解説は製作の苦心談を中心に記述するよう、今回から形式を改めた。会場の展示も概ね出品リストの順(年代順)にしたが、見た目にも纏まった印象でなかなか良かった。

入場者は男性 6,369名、女性 2,477名、計8,846名にのぼり、特に初日の入場者 1,401名は新記録であった。ザ·ロープ·オーサカの浦田会長をはじめ各地の同好会の方が多数来場されたほか、テレビ東京、テレビ朝日などの取材があった。1月28日、伊東屋さんのご厚意による20回記念の立派なクロージィングパーティーに改めて感謝します。なお今回、初めての試みとして、会場にアンケート用紙を置いた。ザ·ロープ会長 栗田善一郎(ザ・ロープニュースNo,7)

入場者でごった返す第20回展会場
入場者でごった返す第20回展会場

 1月 阪神淡路大震災

 7月 Amazon.com開始

11月Windows95 日本発売


5/22-5/23

アメリカの展示会 (The Mariners' Museum and Park) に出品・入賞

アメリカ東海岸、バージニア州ニューポートニューズにある海事博物館 'The Mariners’ Museum and Park' 主催の1995年度展示会に奥村会員、坪井会員が出品。坪井悦郎氏出品のHalifax (1/300) が見事入賞し、ザ・ロープの名をあげて帰国(この競技大会は5年に一度開かれる)。ザ・ロープの帆船模型製作水準はまんざらではないことの証明になり甚だ喜ばしいことである。来る2000年にも出品予定である。ー奥村会長『振り返り日記』

(ザ・ロープニュースNo.27 )

 

坪井会員の受賞証書
坪井会員の受賞証書

8/9-8/14

伊東屋9Fギャラリーで第1回以来の作品50隻を展示。

 

期間中 8/12、杉浦昭典氏 (元神戸商船大学教授) 演題「帆船との付き合い50年」および高橋泰邦氏 (海洋小説翻訳家) 演題「翻訳と海」の記念講演。


8/25

-10/22

第12回全国都市緑化ちばフェアの海のシルクロード社パビリオンにザ・ロープ会員の作品30点を展示

建設省主催、第12回全国都市緑化ちばフェアに海のシルクロード社が単独パビリオンで参加、これにザ・ロープから作品30隻を貸し出す。なお輸送の都合で出品はすべて先般の20周年記念展の出品作品とし、20周年記念展の会場から移送した。(会報No,9)


10/17

海へのロマン満載 手づくり帆船模型

長続きする趣味があれば定年後も楽しい。「王様の趣味」 といわれる帆船模型は海へのロマンをかき立てる。結成20周年を迎えた愛好者の会 ザ ・ロープ 副会長 の奥村義也さんにその魅力を聞いた。(『新潟日報』1995年10月17日)

 


 

1996 平成8

21st

1/15-1/30

出品数54点 (会員37点、一般17点)。会員数92名。

出品作品のレベルが年々向上していることは大変心強く、とくに今回は一般出品のうち、中園さんのラ·ミラージュ、土屋さんのロイヤル·ウイリアムが人目を引いた。中園さんはこのミラージュ製作に1450時間もの時間を注ぎ込み、時に早暁3時から取り掛かったこともあるとかで大変な力作である。また土屋さんは静岡からの出品で、静岡の帆船模型同好会「デルタクラブ」のメンバーの由、大作の背景も理解できる。

また今回は、1995年アメリカ ニューポートニュース市のマリナーズ·ミュージアムで開催された第4回全米帆船模型競技大会に、奥村さんと坪井さんが出品し、坪井さんのハリファックスが見事入選の栄誉を得たことを記念して、賞状と作品をその時のスナップ写真と共に展示することができた。

ー栗田善一郎(ザ・ロープニュースNo.11)


8/7-8/12

帆船模型完成品特別販売会(第1回)

伊東屋の企画・主催の販売会に会員31作品を出品、7作品が成約となる。以降、2000年(第5回)まで毎年開催。

 


 

1997 平成9

22nd

1/15-1/30

第22回ザ・ロープ帆船模型展1997

 出品数67点(会員46点、一般21点)。会員数97名。入場者7,274名。

参加者のレベルは年々アップしてきているが、注目されたのは、中園利考氏の「ラ·ビーナス」(1/60)。プードリオの図面を忠実に再現した傑作と評判。また、静岡から参加した土屋勝司氏の大作「74門艦」(1/60)はまだ建造途中であるが重量感のある素晴らしい作品であった。

一方、小さい作品では、金森弘一氏の「カカフェゴ」(1/360)と鈴木堆助氏の「ガレオン船」の2隻が注目を集めた。前者は昨年米国に持参し絶賛を博した作品であり、その精密さに驚嘆の声しきり。後者は1/200の「ガレオン船」を中心として、同一縮尺の机や工具等を配した工作室の情景を表現した楽しい作品であり、女性や子供さん達にも喜ばれたもの。他の作品も、紙面の関係で紹介ができないのが残念だが、いずれも作者の個性を表現していて見応えのあるものばかり。(ザ・ロープニュースNo.15 竹内久)

 

パーティーでの新人紹介
パーティーでの新人紹介

 

1998 平成10

23rd

1/15-1/30

第23回ザ・ロープ帆船模型展1998

出品数60点(会員39点,一般21点)。会員数101名(3桁に!)。入場者数8322名。

開催直前に大雪に見舞われ出足が心配されたが、会期中の総入場者数は8,322人と例年を上回る入りで、まずは盛況。遠く北海道や九州などからの来客があったのは例年どおり。「ザ·ロープ オオサカ」をはじめ各地の友誼団体の代表者の訪問もあり、なごやかな交歓風景も見られた。読売新聞その他、新聞·雑誌などの報道もあった。 出品数はレリーフ1点を含んで計60隻。小は船体長10cmのものから同1mを越える大型作品までバラエティに富んだ作品は来客を楽しませた。一昨年から始まった帆船模型教室(講師は奥村会長)の受講者も見事な完成品を並べ、これが古い会員にも刺激を与えていた。小林会員による制作実演も人気を呼んだ。

(ザ・ロープニュースNo.19 竹内久)

 


10/10

ザ・ロープのホームページを立上げ

白井一信会員が当年7月に個人ホームページ「横浜帆船模型工房」を開設。さらに10月にはザ・ロープのホームページを開設する。

ザ・ロープではIT時代を一寸先取りして、1998年10月10日 にホームページをオープンしました。我が国の帆船同好会の中では最も早い方だと思います。Web担当白井一信

(ザ・ロープニュースNo.31)

 

ザ・ロープホームページ
ザ・ロープホームページ
横浜帆船模型工房(白井一信氏の個人ホームぺージ))
横浜帆船模型工房(白井一信氏の個人ホームぺージ))

 

1999 平成11

24th

1/15-1/30

第24回ザ・ロープ帆船模型展1999

 出品数88隻(会員51点,一般37点=過去最多)。入場者8706名。

今回は記録的なことが3点あった。一つは出品隻数が88隻になったことで、今までは平均して56隻,記録であった第1回展の75隻を大幅に上回った。作品も近代の船が増えるなどバラエティ豊かになり、壁面には東康生さん撮影の素晴らしいパネル写真と宮島敏夫さん制作のヨーロッパの船に関係ある看板の数々が良くマッチして盛大な展示となった。残りの二つは初日に1046名の入場者で賑わったことと女性入場者数が増え4人に1人が女性で熱気を帯びながらも華やかさに溢れていた。(ザ・ロープニュースNo.23)


2月

皆さんご存じのように、SMAは日本に姉妹クラブが出来ました。それは東京のザ・ロープです。1994年1998年のSMA展示会で多くの会員がお会いになったことと思いますが、その何名かがしばしば個人的に情報交換を行っています。当会会員の小森田氏がザ・ロープを訪問したので、今後我々に日本の情報を伝える案を練っていることと思います。(SMAニュース1999年2月号) 

SMA Newletter Feb 1999
SMA Newletter Feb 1999

 

2000 平成12

25th

1/15-1/30

第25回ザ・ロープ帆船模型2000

作品リストの表記変更:キットを使用せずに製作した作品の表記が「オリジナル」から「スクラッチビルト」に代った。

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出品数80点(会員49点,一般31点)。入場者8449名。この調子で行くと展示会が狭くなり見学者来訪者に迷惑が掛かるので、役員会で討議中である。(ザ・ロープ・ニュースNo.27 奥村会長の『振り返り日記』より)

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この第25回展を祝う記念パネルを用意して、それぞれの作品と並ぶ出品者全員の写真を撮って下さったITO-YAのご好意はありがたかった。私たちの「ザ・ロープ」がこのように息長く作品展を続けてこられたのは、技術的な切磋琢磨、向上もさることながら、”帆船模型を通して会員相互の心つなぐロープ”の精神が醸す和やかなムードが展示会に活かされてきたところにあるのだろう。毎年会場を提供くださるITO-YA社長伊藤さんから「四半世紀も続けてきた展覧会は、銀座といえどもわがザ・ロープ唯一つだけ... 」と、嬉しいお褒めの言葉をいただいた。(ザ・ロープニュースNo.27 東会長)

 1月 西暦2000年問題

 2月 マイクロソフトがWindows2000を日米欧同時発売


1/15

『木造帆船用語英和辞典』を発刊

帆船や帆船模型に使われている用語を英語を中心にして体系的に整理しまとめ上げたもので、ザ・ロープ創立25周年を記念して2000年1月に発刊された。当時の会員の大石将司氏が長年にわたって書き留められた膨大な帆船用語集に、会員の西明秀哉氏と小松正幸氏が協力して完成させた。表紙デザインは津久居廣会員。


3/31-4/2

Western Ship Model Conference and Exibit 2000 にツアーで参加、金森弘一会員が船舶模型展コンテストで銀賞・銅賞をダブル受賞

ザ・ロープでは、米国ロングビーチに係留されていたクイーン・メリー号船上会場で催されたWestern Ship Model Conference and Exibit 2000 ⁽SMAとその他の船舶模型団体⁾に参加と東部のニューポートニュース、ワシントンを巡るツアーがあり、浅川・青木・梅田・土屋・関口等13名が参加。奥村・土屋・金森各氏は模型を持参し、展示会に参加。土屋会員の船はクイーン・メリー号での展示会で売れてしまうというハプニング?があった。5年に1回、米国バージニア州ニューポートニューズにあるマリナーズミュージアムで開催される船舶模型展示会コンテストに、金森会員製作のミニチュア模型を搬入展示。帰国後に「ヒヤシンス」が銀賞、同「カサフェゴ」が銅賞というダブル受賞の栄冠を獲得したことが知らされた。(関口正巳記)

Western Ship Model Conference and Exibit 2000 参加ツアーの一行
Western Ship Model Conference and Exibit 2000 参加ツアーの一行
2001年1月開催の第26回展に特別出品された金森会員の受賞作品
2001年1月開催の第26回展に特別出品された金森会員の受賞作品

6/16

宮島会員が作品をスウェーデン王室へ寄贈

宮島俊夫会員の作品Wasaがスウェーデン王室へ寄贈され、都内のスウェーデン大使館で進呈セレモニー。

 


 

2001 平成13

26th

1/20-2/4

第26回ザ・ロープ帆船模型展2001

  出品数67点(会員61点,一般6点)。  入場者数8363名。

 

昨年のザ·ロープ25周年が80隻の出品による展示会、京橋会館での記念パーティ、さらに帆船用語英和辞典の発行など盛り沢山な年でしたが、その後を受けての今年の展示会は、来場者に一隻一隻をよりよく見ていただくため出品数を65隻程度に押さえ、受付も普通の展示会風にするなど少し変えました。お客様の反応はもう少し続けてみないと判断できませんが、毎年お越し頂くあるお方から「すっきりしてきたね」との感想がありました。(ザ・ロープニュースNo.31)

 


 

2002 平成14

27th

1/19-2/3

出品数60点(会員48点,一般12点)、入場者8,899名。

 

韓国の帆船模型同好会メンバーが来日

1月17日韓国から1通のファックスが一門会長宛届いた。内容は当会のホームページ上で、ザ·ロープ第27回展が開催される事を知って、「船を一隻持参のして来日したい」というものであった。

1月27日(日)、同会のHam会長と製作者のKim氏のお二人が、全長150cmという超大型の「朝鮮通信士船」の模型を持参のうえ来場された。制作者のKim氏は帆船模型ショップを経営しており制作実績も相当あるビルダーの由で、今回持参の船も良い仕上がりであった。急遽、会場に臨時の場所を作って展示し来場者に見ていただいた。短時間ではあったが、意見交換の後で、おニ人は熱心に我々の作品を鑑賞して大変感心された様子であった。最後にHam会長より当会に韓国製キット「亀船」のキットのプレゼントを受けた。そのキットは白井さんに作って貰い、製作状況をロープニュースで皆さんに報告してもらうことになった。

ー田中武敏 (ザ・ロープニュースNo.35)

韓国から模型を持参して来日
韓国から模型を持参して来日

7/5-9/1

"BEST OF THE BEST" 日本郵政歴史資料館で企画展「帆船模型ー海のロマンを感じてー」

横浜の日本郵船歴史資料館にて横浜帆船模型同好会と共催で企画展「帆船模型ー海のロマンを感じてー」を開催、30作品を展示。

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事務周からパンフレッ トが送られてきた。奥村先生から、 「是非見に行きなさい、素晴らしいよ。外国の博物館にも負けないような雰囲気だよ」と電話を頂いた。ロープのホームページでも大いに推奨されていた。小林正博さんからも 「とにかく行つてみなさいよ」とのお奨め。7月 9日 に行って来た。誰やらではないが感動した。以下、独断と偏見の観賞記である。一言で云つて、さすがに“BEST OF THE BEST" の言葉どおりである。技量トップクラスの方々の作品で、しかも年月を経た、香気の漂う作品が多く、私のような模型歴の浅いものにとっては、噂にだけしか知らなかった、あるいは何の気なしに見過ごしていた名作が数多くあり、改めて多少なりとも観賞眼を持つようになつた「帆船モデラー」の一人であることに喜びを感じた。

まず会場の雰囲気である。適度に照度を控えた展示スペースに、ゆったりと帆船模型30隻、船首像3体が陳列されている。簡潔に模型の経歴などが記載された説明プレー トは、見やすく判りやすい。多くの作品が、製作時の素晴らしさに年月が加わわって、落ち著いた、えもいわれぬ色含いを醸し出して風格を漂わせており、それらがやや明るさを抑えた会場の雰囲気を一層高めている。新作展とは異なって、まさに 「観賞する」という感じで,至福を味わせてくれる。模型を超えた模型というべき極上の作品を、こういう落ち着いた雰囲気でゆったりした置き方で眺められる作品展。企画も素晴らしかったと思った。至福のひとときを過ごさせて頂いた。芸術作品 (アート)を観賞する、いわば絵の展覧会を見るような気分で、それぞれの作風を味わった。ー松本善文(ザ・ロープニュースNo.37)

日本郵船歴史資料館企画展「帆船模型ー海のロマンを感じてー」
日本郵船歴史資料館企画展「帆船模型ー海のロマンを感じてー」

10/15

NHK文化センターで帆船模型制作講座が始まる

NHK文化センターで「帆船モデルシップ制作講座」を開設。金丸信次郎会員が講師で、アマティのキット「サンタ・マリア」を製作する。2003年、2004年には安藤雅浩会員が講師を担当。

 

2004年NHK文化センター青山教室(左から3人目が講師のID12安藤雅浩会員)
2004年NHK文化センター青山教室(左から3人目が講師のID12安藤雅浩会員)

 

2003 平成15

28th

1/18-2/2

第28回ザ・ロープ帆船模型展2003

SMA から作品持参で参加

出品数74点(会員62点,一般12点)、入場者8.909名。

シカゴの同好会 SMAからDon Dressel, Bill Russel, Gus Agustin, Yas Komorita の各氏が夫人同伴で来日、9作品を出品。

例年どおり佳品揃いであったが大きな見所としては3つあったと思う。第一は、先述した正味10年を費やされたと言う白井さんと坪井さんならびに加藤史郎さんの名作で、ザ・ロープの歴史に残る3名作が揃つて完成した姿を見せたこと。第二は、先々代の会長栗田善― 郎さん、先代の会長奥村義也さん、現会長の一門龍男さんの3代揃い踏みの最新の作品が見られたことで、趣味の仲間のグループ展としては稀有のことではないかと思う。第三は、会場の関係で残念ながらその素晴らしさが充分に生かしきれていなかったが、宮島俊夫さんの労作にして大作である「バイユーのタピスリー」である。

(ザ・ロープニュースNo.39「第28回展を観て」松本善文会員)

 

宮島俊夫会員の大作「バイユーのタピスリー」
宮島俊夫会員の大作「バイユーのタピスリー」
何れも10年という歳月 をかけた白井一信会員の超大作と対照的に超細密の坪井悦郎会員の傑作 Victory が並んで展示
何れも10年という歳月 をかけた白井一信会員の超大作と対照的に超細密の坪井悦郎会員の傑作 Victory が並んで展示

5/16-6/23

サン・ファン館企画展(石巻)に参加

宮城県慶長使節船ミュージアム サン・ファン館(石巻市)の復元船進水10周年記念企画として「世界の帆船模型展」が開催され、会員の23作品を出展。

ザ・ロー プの特別展示はミュージアム の隣にあり、部屋・ショーケース・雰囲気はとても立派 なものでした。ザ・ロー プの作品は全てケー スの中にあり、先方の対応の良さが感じられます。24日 は白井さんと夕方合流して、3人 (小生の妻も一緒 )で寿司屋で美味い魚と「はや」と酒に愉快な一時を過ごしました。サンファン館では、白井さんと交代で説明をサ ポートしましたが、入場者も多く、中にはザ・ロー プのホームペ ー ジを見て製作している人からの質問や、子供たちの輝いた眼が印象的でした。ご報告 まで。

ー田中武 敏 記(ザ・ロープニュース No.40) 

 


 

2004 平成16

29th

1/1

日本帆船模型同好会協議会 (JSMCC) 発足

初代会長にザ・ロープ田中会長 

日本の帆船模型を愛好する各クラブおよび同好会等と相互の親睦を図り、情報交換を行なって、日本の帆船模型の普及と知名度を高め、帆船模型に関する知識の向上、技術の伝達及び交流、指導に貢献することを目的に発足。初代会長にザ・ロープ田中会長。

 

 2月 Facebook開始

10月 中越地震


1/17-2/1

出品数60点(会員46点,一般14点)、入場者8715名。

今回の見所は、まず会場のレイアウトの一新であろう。会員の肥田純さんのデザインになるレイアウトは来場者になかなかの好評であった。壁面をブルーの布を巡らして飾り、陳列台の要所々々に向形の小型の台を置いて高低差をつけることでアクセントを持たせると共に、小型の作品をその上に置いて、鑑賞者がより見易いよう配慮したこと、中央には2段に陳列ができるような島を2ケ所に分けて設け、周囲を鑑賞者が廻れるようにして作品を目近に観られるようにしたことなど、来場者の視点に配慮したレイアウトは、作品の配置にもむしろゆったりした感じを与えてもくれた。ー第29回展を観る 松本善文会員(ザ・ロープニュースNo.43)

 


7/17

船の科学館『羊蹄丸』に常設展示場を設置、帆船模型工作室『夢工房』をオープン

「2004年7月17日(土)晴れ。起床5時、船の科学館羊蹄丸に行く。10時。常設展示場・夢工房がオープン。夢の膨らむ第一歩が刻まれた!」(ザ・ロープニュースNo.73 松本善文会員)

船の科学館 「羊蹄丸」内にザ・ロープの常設展示場を開設、会員の33作品を展示。休日に帆船模型工作室として「夢工房」を開設、会員ボランティアにより運営する(2011 年9月まで続く)。

 


年表-1

年表-2

年表-3

年表-4

年表-5

1975  ザ・ロープ発足 1985   1995  

2005

  2015  海外向け英語版会報
1976  第1回帆船模型展 1986    1996    2006    2016   英語サイト立上げ
1977   1987   1997   2007   2017  
1978   1988   1998 ホームページ開設 2008   2018  
1979   1989   1999   2009   2019 サンフェリペ長崎へ
1980   1990   2000   2010 銀座伊東屋で最後展 2020 第45回展中止
1981   1991 大阪帆船夢工房出品 2001   2011 羊蹄丸常設展示場撤収 2021 オンラインで総会
1982 『帆船模型』出版 1992   2002 日本郵政資料館展示 2012 ホームページ刷新 2022  
1983   1993 会報創刊 2003 展示会にSMA参加 2013   2023  
1984   1994   2004 羊蹄丸に常設展示場 2014   2024  
 42-27 オランダ海軍省の造艦会議  1:33  坪井悦朗 TSUBOI Etsuro
42-27 オランダ海軍省の造艦会議  1:33  坪井悦朗 TSUBOI Etsuro