年表01 | 年表02 | 年表03 | 年表05 | ||||||
1975 | ザ・ロープ発足 | 1985 | 1995 |
2005 |
2015 | ||||
1976 | 第1回帆船模型展 | 1986 | 1996 | 2006 | 2016 | 英語サイト立上げ | |||
1977 | 1987 | 1997 | 2007 | 2017 | |||||
1978 | 1988 | 1998 | ホームページ開設 | 2008 | 2018 | ||||
1979 | 1989 | 1999 | 2009 | 2019 | サンフェリペ長崎へ | ||||
1980 | 1990 | 2000 | 2010 | 銀座伊東屋で最後展 | 2020 | 第45回展中止 | |||
1981 | 1991 | 大阪帆船夢工房出品 | 2001 | 2011 | 常設展示場撤収 | 2021 | オンラインで総会 | ||
1982 | 『帆船模型』出版 | 1992 | 2002 | 日本郵政資料館展示 | 2012 | ホームページ刷新 | 2022 | ||
1983 | 1993 | 会報創刊 | 2003 | 展示会にSMA参加 | 2013 | 2023 | |||
1984 | 1994 | 2004 | 羊蹄丸に常設展示場 | 2014 | 2024 |
1995–2004
1995年 1月15日
~30日
第20回ザ・ロープ帆船模型展1995
出品数69点。会員数87名。
会員の出品は、質的にも量的にも過去最高で力作大作が目立つ。一部2段展示で工夫した。「出品リストと解説」では、帆船の時代別解説と帆船のイラストに展示品との対応を記載し、展示も概ね出品リスト掲載順となる。作品リストと展示方法は好評を得る。
1月 阪神淡路大震災
7月 Amazon.com開始
11月Windows95 日本発売
5月22日
~5月23日
アメリカの展示会 (The Mariners' Museum and Park) に出品・入賞
アメリカ東海岸、バージニア州ニューポートニューズにある海事博物館 'The Mariners’ Museum and Park' 主催の1995年度展示会に奥村会員、坪井会員が出品。坪井悦郎氏出品のHalifax (1/300) が見事入賞し、ザ・ロープの名をあげて帰国(この競技大会は5年に一度開かれる)。ザ・ロープの帆船模型製作水準はまんざらではないことの証明になり甚だ喜ばしいことである。来る2000年にも出品予定である。(ザ・ロープニュースNo.27 奥村会長『振り返り日記』より)
8月9日
~8月14日
20周年記念帆船模型展・記念講演
伊東屋9Fギャラリーで第1回以来の作品50隻を展示。期間中(8/12)杉浦昭典氏 (元神戸商船大学教授) 演題「帆船との付き合い50年」および高橋泰邦氏 (海洋小説翻訳家) 演題「翻訳と海」の記念講演。
10月17日
海へのロマン満載 手づくり帆船模型
長続きする趣味があれば定年後も楽しい。「王様の趣味」 といわれる帆船模型は海へのロマンをかき立てる。結成20周年を迎えた愛好者の会 ザ ・ロープ 副会長 の奥村義也さんにその魅力を聞いた。(『新潟日報』1995年10月17日)
8月7日
~8月12日
帆船模型完成品特別販売会(第1回)
伊東屋の企画・主催の販売会に会員31作品を出品、7作品が成約となる。以降、2000年(第5回)まで毎年開催。
10月10日
ザ・ロープのホームページを立上げ
白井一信会員が当年7月に個人ホームページ「横浜帆船模型工房」を開設。さらに10月にはザ・ロープのホームページを開設する。
「ザ・ロープではIT時代を一寸先取りして、1998年10月10日 にホームページをオープンしました。我が国の帆船同好会の中では最も早い方だと思います。Web担当白井一信」(ザ・ロープニュースNo.31)
1999年 1月15日
~1月30日
第24回ザ・ロープ帆船模型展1999
出品数88隻(会員51点,一般37点=過去最多)。入場者8706名。
今回の特色は記録的なことが3点 あった。一つは出品隻数が88隻になったことで、今までは平均して56隻,記録であった第1回展の75隻を大幅に上回った。作品も近代の船が増えるなどバラエティ豊かになり、壁面には東康生さん撮影の素晴らしいパネル写真と宮島敏夫さん制作のヨーロッパの船に関係ある看板の数々が良くマッチして盛大な展示となった。残りの二つは初日に1046名の入場者で賑わったことと女性入場者数が増え4人に1人が女性で熱気を帯びながらも華やかさに溢れていた。(ザ・ロープニュースNo.23)
2000年 1月15日
~30日
第25回ザ・ロープ帆船模型2000
作品リストの表記変更:キットを使用せずに製作した作品の表記が「オリジナル」から「スクラッチビルト」に代った。
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出品数80点(会員49点,一般31点)。入場者8449名。この調子で行くと展示会が狭くなり見学者来訪者に迷惑が掛かるので、役員会で討議中である。(ザ・ロープ・ニュースNo.27 奥村会長の『振り返り日記』より)
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私たちの「ザ・ロープ」がこのように息長く作品展を続けてこられたのは、技術的な切磋琢磨、向上もさることながら、”帆船模型を通して会員相互 の心つなぐロープ”の精神が醸す和やかなムードが展示会に活かされてきたところにあるのだろう。毎年会場を提供くださるITO-YA社長伊藤さんから「四半世紀も続けてきた展覧会は、銀座といえどもわがザ・ロープ唯一つだけ... 」と、嬉しいお褒めの言葉をいただいた。(ザ・ロープニュースNo.27 東会長)
1月 西暦2000年問題
2月 マイクロソフトがWindows2000を日米欧同時発売
1月15日
3月31日~4月2日
日本郵政歴史資料館企画展に展示
横浜の日本郵船歴史資料館にて横浜帆船模型同好会と共催で企画展「帆船模型ー海のロマンを感じてー」を開催、30作品を展示。
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模型を超えた模型というべき極上の作品を、こういう落ち着いた雰囲気でゆったりした置き方で眺められる作品展。企画も素晴らしかったと思った。至福のひとときを過ごさせて頂いた。芸術作品 (アート)を観賞する、いわば絵の展覧会を見るような気分で、それぞれの作風を味わった。(ザ・ロープニュースNo.37)
Western Ship Model Conference and Exibit 2000 にツアーで参加。
金森弘一会員が船舶模型展コンテストで銀賞・銅賞をダブル受賞
ザ・ロープでは、米国ロングビーチに係留されていたクイーン・メリー号船上会場で催されたWestern Ship Model Conference and Exibit 2000 ⁽SMAとその他の船舶模型団体⁾に参加と東部のニューポートニュース、ワシントンを巡るツアーがあり、浅川・青木・梅田・土屋・関口等13名が参加。奥村・土屋・金森各氏は模型を持参し、展示会に参加。土屋会員の船はクイーン・メリー号での展示会で売れてしまうというハプニング?があった。5年に1回、米国バージニア州ニューポートニューズにあるマリナーズミュージアムで開催される船舶模型展示会コンテストに、金森会員製作のミニチュア模型を搬入展示。帰国後に「ヒヤシンス」が銀賞、同「カサフェゴ」が銅賞というダブル受賞の栄冠を獲得したことが知らされた。
6月16日
宮島会員が作品をスウェーデン王室へ寄贈
宮島俊夫会員の作品Wasaがスウェーデン王室へ寄贈され、都内のスウェーデン大使館で進呈セレモニー。
2002年 1月19日
-2月3日
第27回ザ・ロープ帆船模型展2002
出品数60点(会員48点,一般12点)、入場者8,899名。
韓国の帆船模型同好会メンバーが来日、持参した150cm長の大型「朝鮮通信使船」の模型を急きょ一時展示する。韓国製のキット「亀船」の寄贈を受け、白井一信会員が後に製作する。
7月6日
~9月1日
10月5日
NHK文化センターで帆船模型制作講座が始まる
NHK文化センターで「帆船モデルシップ制作講座」を開設。金丸信次郎会員が講師で、アマティのキット「サンタ・マリア」を製作する。2003年、2004年には安藤雅浩会員が講師を担当。
2003年 1月18日
~2月2日
第28回ザ・ロープ帆船模型展2003
SMA から参加
出品数74点(会員62点,一般12点)、入場者8.909名。
シカゴの同好会 SMAからDon Dressel, Bill Russel, Gus Agustin, Yas Komorita の各氏が夫人同伴で来日、9作品を出品。
今年の第28回ザ・ロープ展、例年どおり佳品揃いであったが、大きな見所としては、3つあつたと思う。第一は、先述した正味10年を費やされたと言う白井さんと坪井さんならびに加藤史郎さんの二名作で、ザ・ロープの歴史に残る名作が揃つて完成した姿を見せたこと。第二は、先々代の会長栗田善― 郎さん、先代の会長奥村義也さん、現会長の一門龍男さんの3代揃い踏みの最新の作品が見られたことで、趣味の仲間のグループ展としては稀有のことではないかと思う。第三は、会場の関係で真に残念ながらその素晴らしさが充分に生かしきれていなかったが、宮島俊夫さんの労作にして大作である「バイユーのタピスリー」である。(ザ・ロープニュースNo.39「第28回展を観て」松本善文会員)
何れも10年という歳月 をかけた白井一信会員の超大作と対照的に超細密の坪井悦郎会員の傑作 Victory が並んで展示
5月16日
~6月23日
2004年 1月1日
日本帆船模型同好会協議会 (JSMCC)発足
日本の帆船模型を愛好する各クラブおよび同好会等と相互の親睦を図り、情報交換を行なって、日本の帆船模型の普及と知名度を高め、帆船模型に関する知識の向上、技術の伝達および交流、指導に貢献することを目的に発足。初代会長にザ・ロープ田中会長。
2月 Facebook開始
10月 中越地震
1月17日
-2月1日
第29回ザ・ロープ帆船模型展2004
出品数60点(会員46点,一般
14点)、入場者8715名。今回の見所は、まず会場のレイアウトの一新であろう。会員の肥田純さんのデザインになるレイアウトは来場者になかなかの好評であった。壁面をブルーの布を巡らして飾り、陳列台の要所々々に向形の小型の台を置いて高低差をつけることでアクセントを持たせると共に、小型の作品をその上に置いて、鑑賞者がより見易いよう配慮したこと、中央には2段に陳列ができるような島を2ケ所に分けて設け、周囲を鑑賞者が廻れるようにして作品を目近に観られるようにしたことなど、来場者の視点に配慮したレイアウトは、作品の配置にもむしろゆったりした感じを与えてもくれた。(ザ・ロープニュースNo.43「第29回展を観る 松本善文会員」)
7月17日
船の科学館『羊蹄丸』に常設展示場を設置,『夢工房』をオープン
「平成16年(2004)年7月17日(土)晴れ。起床5時、船の科学館羊蹄丸に行く。10時。常設展示場・夢工房がオープン。夢の膨らむ第一歩が刻まれた!」(ザ・ロープニュースNo.73 松本善文会員)
船の科学館 「羊蹄丸」内にザ・ロープの常設展示場を開設、会員の33作品を展示。休日に帆船模型工作室として「夢工房」を開設、会員ボランティアにより運営する(2011 年9月まで続く)。