1805年 イギリス
1/98
吉橋 直之 Naoyuki Yoshihashi(一般)
イギリス海軍の栄光としてポーツマスの乾ドックに現役艦として保存されている102門搭載の第一級戦列艦。1805年トラファルガー沖海戦でスペインとフランスの連合艦隊を撃滅した時の旗艦。
19世紀 日本
1/30 キット ウッディジョー(Woody Joe)
霞 崇 Takashi Kasumi
幕末から明治まで日本海沿岸で活躍した弁財船。佐渡旅行で復元船に出会い、魅せられて製作した。弁財船特有の外板張り、垣立の製作に苦労したが、西洋船と は異なる構造の和船製作は貴重な経験になった。
1815年 アメリカ
1/43 キット セルガル(Seregal)
岩倉 義昌 Yoshimasa Iwakura
ニューヨークの水先案内船として建造され、船名は「アナ・マリア」であったが、後にイギリス海軍の所有となり船名も「アキレス」と改められた。イギリス海軍での任務は急使連絡業務。
1815年 フランス
1/64 自作 Scratchbuilt
川島 壮介 Sosuke Kawashima
ナポレオン1世時代のフランス海軍カッター。 船体の銅板貼りと甲板の曲線貼りに挑戦した。船名の日本語は「黒猫」。
1817年 イギリス
1/64 自作 Scratchbuilt
高橋 宏 Hiroshi Takahashi
ダーウィンが乗った「ビーグル」とは3代目で、1817年建造のバーク型を1831年の探検用に改造した。ミズンマストを追加し、フリゲートの積載砲を取 り外した。
1850年 フランス
1/87 自作 Scratchbuilt
関口 正巳 Masami Sekiguchi
ヨーロッパ大陸には無数の運河網がある。本船は19~20世紀に活躍した木造平底船で、北運河(パリ以北の運河網)ら就航していた。 風力が使えないときは馬で曳航した。
1851年 アメリカ
1/66 キット マモリ(Mamoli)
志村 健次 Kenji Shimura
イギリスのワイト島一周ヨットレースに参加して優勝したヨット。以降、1870年第一回アメリカズカップとしての開催から、1983年までの 132年間、アメリカは連勝した。
1857年 アメリカ
1/144 キット モデルシップウェー
染谷 文男 Fumio Someya
蒸気機関を動力にした木造外輪船で、最初は税関部門で使われたが、南北戦争では北軍で活躍し、南軍に捕獲されてから南軍の作戦に従事した。キットの船体がソリッドで削りだしに苦労した。
1862年 アメリカ
1/120 自作 Scratchbuilt
中川 宏人 Hirondo Nakagawa
南北戦争時の南部連邦砲艦で、3本マストにスクリュウ推進の予備機関を備えていた。帆走時は2枚羽根のスクリュウを海面から引き揚げた。北太平洋、西インド諸島で北軍商船を多数撃破したが後に撃沈された。
1868年-1880年 アメリカ
1/30 自作 Scratchbuilt
田中 武敏 Taketoshi Tanaka
同じスループを漁船とレーシング船の二態で製作した。漁船はニューヨーク湾でロブスターやクラブの漁をした。後にレーシング船は1870年代にポピュラーなスポーツとして愛用された。漁船は木材生地仕上げ、レース船は塗装仕上げとした。
1869年 イギリス
1/72 自作 Scratchbuilt
浅川 英明 Hideaki Asakawa
19世紀末にボストンでパイロットとして活動したスクーナー。モデルシップウェーの図面、絵画および写真を参考にして製作した。船体を小さく作ったため、シンプルな割に作りにくかった。
1870年 イギリス
1/250 自作 Scratchbuilt
宮島 俊夫 Toshio Miyajima
イギリス海軍コールズ艦長設計の旋回砲2門を備えた軍艦。当初からバランスを疑問視され、2度目の試験航海で台風によりスペイン沖で沈没。乗員500名の内生存者は18名という悲惨な結末になった。旋回砲は手で回せられる仕組み。
1875年 アメリカ
1/192 / 自作 Scratchbuilt
奥村 義也 Yoshiya Okumura
ルチア・シンプソンが設計した河船。河船が風で横流れするのを防ぐため昇降式のセンターボードを設置していて、川底が浅いときは引き揚げた。 スミソニアン海事博物館の同船図面から製作。
1880年 日本
1/22 自作 Scratchbuilt
小林 忠雄 Tadao Kobayashi
凧の原理で風力を使い船を横に流して網を引く漁船。2、3人で漁が出来るため湖全体に広まり、昭和20年代には350隻が操業していた。船体を銅板、帆はアルミを使い帆のふくらみ工夫した。