ザ・ロープと同様な帆船模型の同好会は日本各地にあり、それぞれの地域で活動しています。
2004年1月1日、これらの同好会の横断的な組織として「日本帆船模型同好会協議会」(英文名:Japan Sailing Ship Modelers' Club Conference、略称 JSMCC)が設立され、相互親睦と情報交換、趣味の普及、知識技術の向上などをはかっています。
2009年(平成21年)9月船の科学館において、日本帆船模型同好会協議会(JSMCC)主催で第1回大日本帆船模型展を開催。
全国19同好会から101点の作品が出品され、盛況里に終了しました。
JSMCC会員同好会と活動拠点
地域 | 同好会 | 活動拠点 | 設立年月 |
会員数 |
北海道
|
札幌帆船模型同好会 | 札幌市 | 1980年12月 | 10 |
東北 |
仙台帆船同好会 福島帆船同好会
|
仙台市 福島市 |
2005年 5月 1990年 |
9 13 |
関東 |
マイ・シップ・クラブ |
東京都 東京都 横浜市 |
1981年 5月 1975年10月 1979年 6月 |
14 115 83 |
中部 |
ザ・ロープ伊豆 モデルシップメイト ジブ |
三島市 名古屋市 津市 |
2003年 7月 1977年11月 1981年 8月 |
11 40 6 |
関西
|
ザ・ロープ・オーサカ | 大阪市 | 1976年 | 39 |
中国 |
ザ・ロープ・ヒロシマ 下関帆船模型クラブ海峡
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広島市 下関市 |
1979年10月 2000年12月 |
13 5 |
九州・沖縄 |
セーリング・シップ ザ・ロープ九州 船舶模型の会 アンカー |
北九州市 福岡市 那覇市 |
2000年 9月 1977年 8月 1991年 7月 |
23 8 10 |
2024年9月17日現在 15団体 総勢 397 名
1990年12月に福島市内の模型店「SEKIYA」で第1回展を開催。会員数は10人台で推移、1995年から1998年の展示会中断時期は5人にまで減少し最大のピンチを迎えたが、1999年にこれを最後にと第6回展を開催し来場者の中から入会者が相次ぎ息を吹き返した。現在の会員数は東京、山形、栃木在住の遠隔地会員も含めて13名。隔月で例会を開催、毎年秋に展示会を開催。
2011年は東日本大震災で展示会に向けて製作した数多くの模型が破損、「こんな時にこそ」とザ・ロープがJSMCC の仲間に声をかけ、50を超える作品を集めて 同年10月に第18回展の開催に漕ぎ着けた。
吉田会長にはザ・ロープの例会での発表や各種講座で使用する木材の製材などでご協力をいただいている。
2023年 福島帆船同好会 第30回展レポート
2022年 福島帆船同好会 第29回木製帆船模型展
2021年 福島帆船同好会 第28回木製帆船模型展
2020年 福島帆船同好会 第27回木製帆船模型展から
2019年 福島帆船同好会第26回木製帆船模型展レポート
2018年 福島帆船同好会第25回展
2017年 JSMCC福島帆船同好会 吉田会長の造船工房を訪問
2016年 たまらない職人技 福島帆船同好会第23回展
2013年 震災で損傷した作品も復元展示…第20回展
2012年 第19回福島帆船模型展
2011年 第18回福島帆船模型展示会友情出品訪問(その1)
2009年 第16回福島帆船模型展
蒼い空と紺碧の海、その狭間に白いコントラストを描いた帆船が大海原の風を受けて疾走する。当会は、そんな帆船に魅せられたロマン溢れる人達の集まりです。(HPより)
談話室(掲示板)で活発に意見交換が行われている。2022年6月から10年ぶりにホームページをリニューアルし一般公開。
2023年 横浜帆船模型同好会第45回世界の帆船模型展
2022年 横浜帆船模型同好会 第44回世界の帆船模型展レポ-
2019年 横浜帆船模型同好会第41回展レポート
2018年 横浜帆船模型同好会第40回記念世界の帆船模型展
2016年 横浜帆船模型同好会 第38回世界の帆船模型展
2012年 横浜帆船模型同好会第34回世界の帆船模型展
池袋の模型ショップに頻繁に通うモデラーたちが中心となってクラブを創立。帆船模型を中心としてその製作や歴史などの研究を主なテーマとして活動を行っている。実際の活動はより幅広く、近代・現代船、沿岸船、エンジン船、ヨット、中小船舶、河川用船、特殊用途船など、船と考えられるものは何でも興味・研究の対象。
2022年 マイ・シップ・クラブ 創立40周年記念作品展-
2013年 マイシップクラブの第16回帆船模型作品展へ
1975年の春、東京銀座伊東屋の帆船模型売場で2人の男が出会い、帆船模型を通じて意気投合した。仲間はたちまち7人になり、 同年10月に「木材を主材料とした帆船模型の製作を趣味とする紳士的な会員の集まり」をコンセプトとする同好会ザ・ロープが結成された。以来、ザ・ロープは会員相互の親睦を深め、技能の向上と研鑽をはかってきたが、現在は国内各地の同好会はもとより、アメリカ、イギリス、オーストラリアほか各国の同好会とも友好の輪を拡げている。
展示会は毎年4月に有楽町駅前の東京交通会館B1Fゴールドサロンで開催している。
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帆船工房ベルリン(内藤友近氏のHP)
http://www.shipberlin.sakura.ne.jp/
帆船の構造模型をつくる(井口修一氏のブログ)
1977年19名の会員でスタート。会員の増減こそあったが、帆船(帆船模型)をこよなく愛するメンバーに支えられ現在に至る。毎月(1月を除く)月例会を開いています。会では教材の進み具合を主に時には新商品の紹介あり、道具の実演あり、各種イベント等の打ち合せ、とにかく仲間が集まりワイワイガヤガヤ。
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帆船模型のDockyard SAKAI(酒井清春氏のHP)
2023年 ザ・ロープ・ナゴヤ第44回展レポート
2022年 ザ・ロープ・ナゴヤ第43回帆船模型展-
2021年 ザ・ロープ・ナゴヤ 第42回帆船模型展
2020年 ザ・ロープ・ナゴヤ第41回帆船模型展示会
2019年 ザ・ロープ・ナゴヤ第40回展示会
2018年 ザ・ロープ・ナゴヤ第39回展示会
2016年 ザ・ロープ・ナゴヤ第37回展示会
京阪神のマニアを中心に、帆船およびその模型知識を深め、会員相互の技術向上、親睦を目的として、東京の「ザ・ロープ」の結成に引き続き、1977年に結成。
梅田で毎月1回の例会、毎年7月の「海の日」の連休に作品展を開催している。ホームページをリニューアル。気軽に質問していただける「問合せフォーム」やこれまで例会で発表されてきた内容の公開ページ等を加えている。
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Model Ship Builder(中島 寛治氏のHP)
2023年 ザ・ロープ・オーサカ 第45回展レポート
2022年 ザ・ロープ・オーサカ 第44回木製帆船模型展レポ-
2021年『日経新聞』帆船模型作り、深遠な世界を水先案内
2019年 ザ・ロープ オーサカ第43回木製帆船模型展レポート-
2019年 精密地獄を見る!?…ザ・ロープ オーサカ 第43回展
2018年 匠の世界を堪能…ザ・ロープオーサカ第42回展
大阪の愛好者クラブの会員が四条通りの画廊で作品展を開催した縁で、滋賀、京都のメンバーらが毎月集まり例会を重ねていき、2015年4月に倶楽部として発足。
ホームページは帆船豆知識、書籍紹介、製作日誌などで充実しており、役に立つ情報が満載である。漫画の挿絵入りのコラム「咸臨丸の夢」も楽しい。
港都神戸を中心とした木製帆船模型の製作を趣味とする有志の集まりで、創立は1983年。
ホームページには活動状況のほか、会員の全作品をデータベース化し、船名の「アイウエオ順」で検索できるようになっている。その中で「和船」と「絵画」については別にしてあるのもユニーク。