18世紀初 イギリス
1/50 キット コーレル(Corel)
渡部 博 Hiroshi Watanabe
イギリス海軍の武装カッター。快速で航行し、しかも狭い水路や荒天時でも操船が可能であったため、沿岸の哨戒、連絡および偵察に使われた。外販をキットの ウォールナットからタンガ二カに変えて明るくした。
18世紀 オランダ
1/80 キット セルガル(Sergal)
青木 武 Takeshi Aoki
北海の捕鯨に使われた捕鯨母船。手漕ぎキャッチャーボートを載せ、鯨発見により銛打ちが鯨をボートで追った。 情景は冬をテーマに製作した。
1742年 イギリス
1/64 キット ビクトリーモデル(Victory Model)
石川 美雅 Yoshimasa Ishikawa(一般)
沿岸の固定目標への砲撃を目的とした2本マストの臼砲艦。 フォアマストを外して臼砲を装備したことから「爆弾ケッチ」の呼称が生まれた。
1765年 イギリス
1/200 マンチュア
松下 利夫 Toshio Matsushita
イギリス海軍の栄光としていまも現役艦として保存されている102門搭載の第一級戦列艦。1805年、トラファルガー沖海戦でスペイン無敵艦隊とフランスの連合艦隊を撃滅、英国を救ったネルソン提督の旗艦として活躍した。
1766年 イギリス
1/16 自作 スクラッチビルト
金子 利夫 Toshio Kaneko
イギリス海軍の102門第一級戦列艦。大砲要員の人形を量産し、動きを表現するために関節を可動式にした。服の製作も考証に苦心した。
1767年 デンマーク
1/75 キット ビリングボート(Billing Bosts)
佐々木 高行 Takayuki Sasaki
デンマーク・ノルウエー連合艦隊が建造した世界初の鉄製砲を装備した大型軍艦。右舷後方から強い風を受け、最速角度まで傾斜して帆走する姿を再現した。
1768年 アメリカ
1/48 自作 Scratchbuilt
岩本 和明 Kazuaki Iwamoto
東海岸で建造された1本マストのスループ船。快速で操船性が良く、砲は2門搭載していた。
"トップマストとジブブームを失った。帆もかなり撃ち抜かれたが船体は無傷だ。頑張れみんな!"
1775年 フランス
1/75 キット コーレル(Corel)
高成田 潔 Kiyoshi Takanarita(一般)
チャップマン設計のフリゲート艦。船名は美しい声で船人を惑わす人魚姿の魔女に因む。船首部分の工作と船体に打った4000本のリベット作業に苦労した。
1778年 スウエーデン
1/40 キット コーレル(Corel)
坪井 浩一 Koichi Tsuboi
スウェーデンのロイヤルヨットとして建造され、後に武装して輝かしい戦績を残した。昨年展示の船体に帆装を施した。
1780年 フランス
1/72 自作 Scratchbuilt
久保田 栄一 Eiichi Kubota
フランス海軍の主力艦の中の一隻。その威容は重厚さと精悍さを感じ、さらに優美さも感じさせる。図面はブードリオで、材料は赤味、柾目の山桜を使用。
1784年 イギリス
1/64 キット マモリ(Mamoli)
福本 英三 Eizo Fukumoto
商船として建造されたが、イギリス海軍が購入し武装して輸送船に使用した。タヒチ島からパンの木を持ち帰る途中、乗組員が反乱を起こし1790年タヒチ近辺で燃やされた。この反乱は3度映画化された。
1784年
イギリス
1/64 キット マモリ(Mamoli)
松原 滿 Mitsuru Matsubara
イギリスの植民地経営のための武装輸送船。タヒチからの帰途、反乱が起きてブライ館長以下18人が、ランチに放逐されたが奇跡的に生還した。CONWAY 社のアナトミーシリーズの図面を参考にして製作した。
1784年 イギリス
1/60 キット グンゼ産業(GUNZE)
泉 邦幸 Kuniyuki Izumi
小説、海の男ホーンブロワー艦長の船で想像上の艦。19世紀に活躍したスループ艦の標準的なもの。小説を読んで砲を増やしたり、ボートを載せたり修正をした。